コモ湖の素敵な町~レッコ

 (This article is also available in Italian and English) 

このブログの立ち上げからほぼ1年後、私の人生の大部分を過ごした町であるレッコ(Lecco)について、まだ語っていないことに気づきました。

なぜレッコはそのように特別なんですか?

レッコはコモ湖にあります。コモ湖が逆さまの「Y」字型に似ていることを知っているかもしれないと思います。 南西部の腕にはコモ市がある場所で、南東部の腕には「レッコ湖」とも呼ばれるもので、私の街はここにあります。

レッコで生まれ育った作家、アレッサンドロ・マンゾーニによって書かれた非常に人気のある「いいなづけ」という小説がここで行われたので、レッコはイタリア人の間でもかなり有名です。

コモの影に

コモとは反対に、レッコは観光客にはそれほど人気が​​ありません。考えてみてください。もしコモ湖を訪れる機会があるのなら、コモ、べラージオ、そしてコモ湖の他の(素晴らしくて)小さな町のいずれかに行くでしょうね。その地域であまり時間を過ごさなければ、レッコを訪問しに行かないと思います。まあ、私も分かります。コモはコモ。コモは間違いなく美しいし、多くのVIP(例えば、George Clooney)もコモの近くに住んでいるか住んでいたことが知っています。それでも、Leccoにも綺麗で面白いスポットがたくさんあります。このため、訪れる価値があります。ここでは、風景、文化、建築、美食、そしてウォータースポーツやマウンテンスポーツを楽しむことが出来ます。

それで、レッコの主な観光スポットは何ですか?

さて、”観光客”として私の街を訪れたことがないのを認めなければなりません。いつもレッコがとても普通でそれほど特別ではない町だと思っていました。この理由のために私はLeccoの写真さえ持っていません!でも、この街から引っ越してから約5年後、私はこれまできちんと訪れたことがないことを少し後悔しています。私が以前書いたように、私はこの街で人生の大部分を過ごして、高校時代、ほとんど毎午後は街の中心部を散策しながら過ごしていましたので、誰もが一度でもレッコを訪れるべき最も美しくて必見の場所をリストアップできるようになりました。

1.Lungolario湖畔

「ほら!わざわざコモ湖まで訪問しに来たから、湖を見たいでしょう!」と誰でも言うでしょう。私の知り合いのほとんど(彼らのほとんどはコモで生まれ育ちました)によれば、Leccoの湖畔はコモのものより良いということを言われました!

北に向かって進むと、湖の水から出てくるレッコの守護聖人である聖ニコラスの黄金像が見えます。南に行くと、第一次世界大戦の没落とコモ湖の深さ(約400メートル)を測ったPietro Vassenaの像の巨大な記念碑があります。

おすすめ:特にパノラマ写真や夜間の写真を撮るのが好きだったら、ケネディー橋を渡って、反対側のMalgrateという町に行くことをお勧めします。ここから、Leccoとその周辺の山々 (SanMartino、Grigna、Grignetta、そして雄大なResegone)の素晴らしいパノラマ写真がたくさん撮れます。

2.Piazza XX Settembre(9月20日広場)

これは私が一番好きなレッコの広場(Piazza)です。この広場は市内中心部と湖を繋がります。ここには、最も古いバーやカフェや非常に奇妙な噴水(水が舗装から突然出てくる!)や町の防衛システムの一部としてカウントAzzone Viscontiによって1300年に建てられたVisconteaタワーもあります。そして、この広場からは、レッコ大聖堂の鐘楼(「Matitone」と呼ばれます)と周囲のサンマルティーノ山とグリニャ山を一望できます。

進めると、左側には、最近改装されたPalazzo delle Paureがあります。このビルの中にはアートギャラリー、観光案内所、最上階に登山と登山の歴史とレッコの最も有名な登山家に語るOsservatorio Alpinistico Lecchese(Leccoのアルパイン天文台)があります。Leccoはマウンテンスポーツや
Ragni di Leccoという登山家のグループに非常に有名です。

3.聖ニコラス大聖堂とMatitone

湖畔の近くに、聖ニコラス大聖堂があります。それは聖ニコラス、街と船頭の聖人の守護者に捧げられています。

教会の中には、手にリンゴを持っている聖ニコラスの像があります。都市に到着して、聖ニコラスが3人の貧しい子供たちに赤いリンゴをあげましたと言われています。そのためで、この聖人に捧げられた日である12月6日に、レッコの子供たちが、白い髭のあり、頭の上に典型的な赤いマイターを被っている聖ニコラスを代表する赤いリンゴをもらいます。

大聖堂のもう一つの特徴は、その形状、街のシンボルのために、 “Matitone“(マティトーネ大きな鉛筆という意味)と呼ばれる有名な鐘楼です。大聖堂の構造から切り離された、このネオゴシック様式の鐘楼は、ロンドンのビッグベンのように、高さ96メートルです。レッコのマティトーネは、実際に、イタリアで最も高い鐘楼なのです。ここに(英語版だけ)予約すれば、マティトーネの一番上までに登ることもできます。

4.アレッサンドロマンゾーニの場所

レッコは「いいなづけ」小説とアレッサンドロマンゾーニの街です。1891年にレッコを文化、詩、そして自然の感覚の象徴にしようとした者Antonio Stoppani(アントニオ・ストッパニ)が望んだ記念碑をアレッサンドロマンゾーニに捧げました。Francesco Confalonieriの彫刻師によって作成された記念碑は、同名のManzoni広場にあります。

Caleotto地区のレッコには、Villa Manzoniもあります。アレッサンドロ・マンゾーニが子供時代と若者を過ごした場所です。私の高校は別荘の入り口のすぐ前にありましたのに、私はVilla Manzoniを訪れたことがありません。とても綺麗だと言われましたので、絶対に言ってみたいです!

5.Pescarenico地区

これはレッコの一番綺麗で伝統的な地区かもしれません。古代の漁村、Pescarenico(ぺスカレーニコ)は「いなづけ」の中でアレッサンドロ・マンゾーニによって正確に示された唯一の場所です。

現在も海岸を彩る係留された小さな船を持ったカラフルな家が特徴です。

お勧め:写真のファンなら、Resegone山を背景にして素晴らしい景色を眺めるために反対側に行くことをお勧めします!


まだレッコについて書くべき多くがあるんですけど、もしコモ湖、ミラノ、ベルガモ、ブリアンツァ地域にいるならば、この面白い町へ1日旅をするのがお勧めです!

レッコはとても綺麗だからこそ、訪問しないのが残念ですよ!そして、近くのコモ、べラージオ、ベルガモと比較して観光および文化レベルでは広告されていないのも本当に残念です!

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